韓国の歴史大河ドラマ「トンイ」の主役は、もちろんハン・ヒョジュが演じたトンイですが、彼女を愛し、彼女を陰ながら支え続けるチ・ジニ演じる粛宗も最重要なキャストですね。
どの国でもそうですが、王朝も時代がたつと王様の実質的な権限は小さくなり、大臣たちが徒党を組んで政争に走り、彼らと宮廷内の正室や側室が組んで、宮廷内にも権謀術策が繰り広げられることになります。
だからこそ、宮廷物のドラマはおもしろいのですが、このような宮廷物のドラマで一番難しいのが王様の役なんです。
特に、側室が主人公のトンイでは粛宗の言動や行動が大きな意味を持ってきます。
その、本当の大きな権力は握っていないけれど、権威とそれなりの権限はあって、なんとか王権を確立し、正室の仁顕(イニョン)王妃(パク・ハソン)やトンイを助けようとする、その雰囲気を演じるには、相当の演技力が必要になります。
チ・ジニといえば、「宮廷女官チャングムの誓い」のミン・ジョンホ役で有名ですよね。
また、大風水のイ・ソンゲも記憶に残る役で、歴史物に強い役者さんというイメージがあります。
トンイではハン・ヒョジュとの美男美女コンビでお茶の間を釘付けにしましたが、ドロドロの政争の中にあって、お茶目で明るい王様を演じるチ・ジニの演技力が、女優ハン・ヒョジュを育てたといっても過言ではないでしょう。
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