2018年春のNHK朝ドラ「半分、青い。」も第6週から漫画家編に突入しました。
少女マンガにはまった楡野鈴愛(にれの すずめ;永野芽郁)は律(佐藤健)と名古屋まで人気少女漫画家の秋風羽織(豊川悦司)のトークショーに行きます。
秋風の漫画が大好きな鈴愛は祖父の作った五平餅を秋風に差し入れすると、この五平餅に秋風は魅了されます。
その流れで鈴愛は自分の漫画を秋風に見せると、五平餅を食べたい秋風は鈴愛に東京の自分の事務所で弟子になるように誘います。
そのとき鈴愛は農協への就職が決まっていたので母親の晴(松雪泰子)は怒り、秋風のマネージャーの菱本(井川遥)は鈴愛の父の宇太郎(滝藤賢一)の失言に怒り…
でも、結局、鈴愛は東京に出て秋風の事務所のオフィス・ティンカーベルの一員になり、かなり古い秋風ハウスの住人になります。
しかし、鈴愛は実は弟子ではなくて五平餅からの連想で料理が出来ると踏んだ秋風が実質的な家政婦として雇ったのでした。
そのことを知った鈴愛は秋風の原稿を窓から捨てようとするので、秋風は漫画家としての基礎のない鈴愛にカケアミの課題を与えます。
弟子仲間のユーコ(清野菜名)やボクテ(志尊淳)、それに菱本が鈴愛を助けるのですが、秋風の新作の原稿をごみと間違えて捨てたとして鈴愛は破門されて、鈴愛は岐阜の実家に帰ってきます。
でも、それは秋風の勘違いで、秋風は岐阜にまで謝りに来てくれました。
晴れて秋風の弟子になった鈴愛ですが、なかなか秋風に認められるような漫画が描けず、律の大学の同級生で喫茶おもかげのアルバイトの正人(中村倫也)に惹かれていきます。
一方、律は大学の弓道場で憧れの清(古畑星夏)に再開し、急接近!
しかし、律の部屋で律と鈴愛ら4人が映った写真を見て清は鈴愛に嫉妬し、それを可愛く思う律。
秋風に言われて正人に告白した鈴愛ですが、あっさり振られて、無性に律に会いたくなって律の部屋に行った鈴愛ですが、そこで清とばったり会ってしまって、修羅場に!!
喫茶おもかげで、律は鈴愛に「もう幼馴染のままではいられない」と言われ、律は別れを告げます。
失意のどん底の鈴愛をユーコやボクテは慰めますが、秋風は「漫画を描くことで自分自身が救われるのだ」と鈴愛を叱咤激励します。
ユーコは漫画家デビューし、あせったボクテは鈴愛のネームをもらって漫画を描き、秋風に内緒で出版社に持ち込み漫画家デビューします。
鈴愛も何とか漫画家デビューできて、連載も始まり、アシスタントを雇うようになります。
一方、アイデアが尽きて連載が打ち切られたヨーコは玉の輿を選び、オフィス・ティンカーベルを去っていきます。
貴美香先生(余貴美子)の還暦祝いで帰省した鈴愛と律は駅のホームで再会し、律はさりげなく鈴愛に告白しますが、仕事で頭の中がいっぱいの鈴愛は深く理解しないまま断るような言葉を発してしまいます。
28歳になった鈴愛は連載を打ち切られ、新しいネームもできず、星占いのイラストを描くアルバイトをしていました。
秋風と人気漫画家になっていたボクテが心配して鈴愛のために漫画の仕事を回しますが、秋風宛に律の結婚を知らせるはがきが届きます。
鈴愛あてにもそのハガキは届き、鈴愛は関西まで律の新居を訪ねていきますが、そこで幸せそうな新婦を見つけます。
ますます落ち込む鈴愛には、もう新しいネームを描く力も残っていません。
秋風はネームなしに直接漫画を描けと言いますが、その締め切りの朝にも間に合わせることはできませんでした。
そのとき、秋風は昔、鈴愛が書いたネームをもとに描いた漫画の原稿を取り出し、そこには原案 楡野鈴愛、作画 秋風羽織とありました。
ということで、この漫画家編での一番のキャストは秋風羽織先生を演じたトヨエツこと豊川悦司ですよね。
あのトヨエツが中年の人気少女漫画家を演じる日が来るとは! それもNHKの朝ドラで。
それからアシスタントの菱本を演じた井川遥。
毎回、このドラマの時代に一世を風靡したピンクハウスの衣装を見事に着こなしていましたよね。
脚本の北川さんから「ピンクハウスを着こなせる若くはない女優さん」というオファーがあったようです。
トヨエツ、井川ロスになった人も多かったのでは。
個人的には清ちゃん、どうなったのか気になりますね。律君の結婚相手は第3の女性でしたから。
もうひとり気になるのは、律君の大学の先生。大丈夫かな?
というわけで、6週ごとに登場人物ががらっと入れ替わる朝ドラらしからぬ「半分、青い。」ですが、第14週からは百円ショップと謎の3姉妹が突然出てきて、びっくりしますよ!!
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