リコカツは2021年春クールにTBSテレビ系列の金曜22時枠で放映された北川景子主演の連続ドラマです。
2021年春クールの視聴率ランキングでは桜の塔に次いで6位になっています。
出版社に勤務する編集者の水口咲(北川景子)が雪山で遭難したときに助けたのが自衛隊の航空救難団の緒原紘一(永山瑛太)でした。その出会いからわずか3か月で結婚する2人でしたが、正反対の性格の二人の相性は最悪でした。
ファッション雑誌の編集者の咲は新居の内装やインテリアにこだわりがありますが、緒原はそういうことにはまったく無頓着。逆に緒原は早朝4時に起床ラッパで咲を起こして緒原家の家訓を唱和させられる始末です。
結婚早々、離婚を考えるふたりですが。できるだけスムーズに離婚できるようにするために、婚活ならぬ離婚活動、リコカツを始めることになります。
ところが、緒原の母の薫(宮崎美子)と父の正(酒向芳)は離婚すると言い出して薫は家を出ていきます。咲の父の武史(佐野史郎)と港区女子の城木里奈(中田クルミ)が付き合っているのではないかと咲の母の美土里(三石琴乃)が疑い、このふたりも離婚しそうな勢いになってきて、緒原と咲のリコカツは暗礁に乗り上げてしまいます。
咲の元彼の青山弁護士(高橋光臣)は咲に未練があるような感じですし、緒原の上司である一ノ瀬純3等空尉(田辺桃子)は緒原への恋心を深めていきます。咲は人気恋愛小説家の水無月連(白洲迅)の担当編集になりますが、白洲は夜中まで咲を離しません。
咲の姉の鹿浜楓(平岩紙)は咲の相談に乗ってくれるようですが。
それぞれの夫婦が離婚の危機となる中で、咲と緒原はリコカツできるのか、そもそも本当に離婚するのか?
少しひねったストーリーですが、新型コロナ禍の今、夫婦のあり方を考えさせられる作品でしたね。
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