こともあろうに、藤吉(松坂桃李)の実家に駆け落ちしてきたてん(葵 わかな)ですが、当然のことながら姑の北村啄子(鈴木京香)に好かれるはずもなく、いろいろと、いけずをされます。
さらには藤吉の許嫁の杉田 楓(岡本玲)まで現れる始末です。
結局、てんは米問屋の女中として働くことになってしまいます。
それを知った母親ののしず(鈴木保奈美)はてん付きの女中 トキ(徳永えり)を北村屋に派遣!します。
姑の啄子はてんと許嫁の楓のどちらが嫁にふさわしいか、古米の販売合戦をさせます。
商売を知らないてんは最初は苦戦しますが、持ち前のアイデアと行動力を発揮して、今で言う実演販売をして古米を売りさばいてしまいます。
それを見た啄子はてんの商売人としての才能を見抜き、北村屋の家訓を教えます。
じつは楓は歌人になりたくて、藤吉の許嫁なんかどうでも良かったのです。
そんなとき、藤吉は北村屋が借金で大変な状態だと知ります。
藤吉は米の行商を始めますが、うまくいきません。
そんな時に昔の芸人仲間のキース(大野拓朗)や万丈目(藤井 隆)に出会い、電髪(今のパーマ機)のことを聞きます。
藤吉は北村屋の借金を返すため、北村屋の家と土地を担保に電髪を買い込んで一攫千金を目論見ますが。
その電髪はまったく使い物にならない不良品だったのです。
藤吉はその失敗を恥、家出をします。
しかし、その家出した先はなんと、リリコ(広瀬アリス)のところ!
結局、家、屋敷を借金のかたに取られてしまった北村家の3人は芸人長屋に引越してきました。
「わろてんか」の作者の吉田智子さんは広告代理店のコピーライターから脚本家に転進された方で、これまでに「全開ガール」や「カエルの王女さま」、「奇跡のリンゴ」などの作品があります。
「わろてんか」は制作費やキャスティングを心配する必要がないので、のびのびと、かつ、大胆なストーリーになっていますね。
これからも、おもしろいストーリーが続くことでしょう!
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