シグナルは最近好調の読売テレビ制作ドラマで、フジテレビ系列で2018年春クール、火曜夜9時に放映されています。
長期未解決事件捜査班という副題がついていて、ありがちな刑事ドラマで、テレビ朝日系列の未解決の女とかぶってしまっています。
ただ、内容はかなり斬新で、若い刑事がゴミ捨て場で拾った無線機が夜の11:30になると時々、過去にいる刑事と繋がって、過去と未来で同時進行で事件を解決していくというものです。
タイムスリップものとか苦手な方には?なストーリーではありますが、「無線機で過去の刑事と話せる」という大前提さえ受け入れてしまえば、かなり楽しめる刑事ドラマかと思います。
現代側の刑事は警視庁長期未解決事件捜査班の三枝警部補(坂口健太郎)で、過去にいるのが城西署の大山巡査部長(北村一輝)です。
さらに、長期未解決事件捜査班の桜井美咲班長(吉瀬美智子)が新米刑事だったときの教育係が、じつは大山でした。
そして、桜井班長は失踪した大山を今でも探していて、慶明大学医学部の安西准教授(青野楓)に大山に似たご遺体がないか調べてもらっています。
また、城西署での大山と桜井の上司だった岩田(甲本雅裕)は今は警視庁の捜査一課の係長になっていて、岩田も刑事部長の中本(渡部篤郎)も、どうやら大山の失踪について何かを知っている様子です。
第1話は15年前の女子児童誘拐事件がメインになっています。
三枝は同時小学1年生で、同級生のその女子児童が誘拐される現場を目撃していて、当時の大山刑事たちに伝えようとしましたが相手にしてもらえず、捜査は暗礁に乗り上げたままになっていました。
三枝は、その事件が迷宮入りになっているのが自分の責任だと思い、警察官になったのでした。
そんな過去があるために、若干、三枝は警察不信になっていて、回りの刑事たちともうまくいきません。
そんなとき、過去とつながる無線機を見つけたのでした。
その他のキャストとしては未解決事件捜査班の山田刑事(木村祐一)、小島刑事(池田鉄洋)、三枝の弟で慶明大学医学部にいる加藤亮太(神尾楓珠)などがキャスティングされています。
第2話では、三枝は白骨遺体を発見し、女子児童誘拐事件の真犯人も三枝と大山の連携プレーによって確保されます。
その後、三枝はアメリカでプロファイリングの研修を受け、日本に帰ってきて桜井班長のもと、警視庁長期未解決事件捜査班に配属されます。
第3話と第4話では女性7人が被害にあった連続殺人事件を、第5話から第7話では高級住宅街での連続窃盗事件がテーマになっています。
現在の三枝と過去の大山が連携して捜査しているので、ストーリーが現代と過去を激しく行き来するので、目が離せません。
また、じつは大山は失踪する前に汚職で懲戒免職になっていることも判明します。
現在と過去との連携捜査によって、過去を変えて殺されていたはずの女性を救うこともできましたが、逆に過去を変えたことによる危険性もわかってきます。
そして、なんとXXXXが黒こげになって死んでします!
三枝は大山と連携してXXXXを救おうとします….
息もつかせぬストーリーですが、原作は2016年の韓国ドラマで、ケーブルテレビで放映されたドラマで、韓国のドラマ関係の数々の賞を受賞しています。
主題歌はBTS(防弾少年団)のDon’t Leave Me、挿入歌はmiwaのUnchained Loveです。
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