「正義のセ」は日本テレビ系列で2018年春クール 水曜夜10時に放映されている連続ドラマです。
主演は吉高由里子で、検事になって2年目で横浜地検港南支部に配属された竹村凛々子を演じています。
1年目は教育係の先輩検事が付きますが2年目からは1人立ちです。
駆け出し検事の凛々子は取り調べ中でもすぐに感情的になったりしますが、一生懸命さは本物。
その凛々子の担当事務官 相原を安田顕が好演しています。
相原は新米検事の教育係なわけで、いろいろと凛々子に注意をします。
凛々子は結構、それがストレスのようですが。
最初に凛々子のターゲットとなった事件は建設会社に勤める向井(浅利陽介)から出された被害届。
向井は上司の恩田(石黒賢)から日常的にパワハラを受けていて、飲み会でグラスを投げつけられ、帰ろうとしたところ恩田と同僚の田中(六角慎司)に追いつかれて路地裏につれていかれて暴行を受け、さらに階段から突き落とされて全治2ヶ月の重症を負ったと言っています。
一方、上司の恩田は全面的に否定し、田中も恩田の主張を支持する証言をします。
病院の病室で向井に被害届を取り下げるように脅迫する恩田を見て、恩田が嘘をついていると感じる凛々子ですが、防犯カメラも他の目撃者もなく、証拠がありません。
それでも凛々子は港南支部の大塚検事(三浦翔平)や徳永検事(塚地武雄)に1日だけ調べる時間をくださいと懇願し、事務官の相原を連れて1日中、恩田たちの嘘を暴く証拠を探します。
そのほかの出演者には港南支部の梅宮支部長に寺脇康文、徳永検事の担当事務官の榎戸に夙川アトム、凛々子の父親で豆腐店を営む竹村浩市に生瀬勝久、母 芳子に宮崎美子、妹 温子に広瀬アリス、凛々子の恋人中牟田優希に大野拓朗がキャスティングされています。
凛々子は大阪地検で研修したので、1年間、恋人の優希になかなか会えなかったので、横浜に戻ってデートをしようとするのですが、どうもすれ違いばかりですね。
恋も仕事も両立させようとする凛々子ですが、どうなることやら。
メインはいわゆる刑事もののドラマなのですが、吉高由里子の明るくて可愛らしい魅力満載のドラマに仕上がっているようです。
それから原作は阿川佐和子の小説「正義のセ」シリーズであることも話題になっています。
主題歌も福山雅治の「失敗学」。
福山雅治 談
『勇敢な凜々子を見ていて浮かんだエール(応援)は「失敗する人が成功する」と言う言葉です。凜々子の不器用な背中を少しだけ後押しながら、彼女と共に少しでも前に進んで行けるような楽曲になれたらとの思いで描きました。 』
出だしは無難なスタートだった「正義のセ」ですが、これからどんな事件を凛々子が解決していくのか楽しみですね!
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