「Missデビル 人事の悪魔・椿眞子」は2018年春クールに日本テレビ系列で土曜10時枠で放映されている連続ドラマです。
すっかり悪女女優として定着した菜々緒ですが、今回は傾きかけた保険会社を再建するために社員をリストラする敏腕人事コンサルタントの椿眞子を演じています。
お話は斉藤(佐藤勝利)が保険会社に採用され新入社員として働き出すところから始まります。
新人研修をまかされた椿は、アメリカの海兵隊並みの地獄の猛特訓を新入社員に課します。
椿の口癖は「あなたがたには会社を辞める権利があります」というもの。
ついに、いじめの対象になってしまった南雲陽一(前田航基)はビルの屋上から飛び降ります。
幸い南雲は一命を取り留めたのですが、1週間で多くの新入社員は会社を辞めていきました。
第1話から、かなり飛ばしている印象ですが、菜々緒の板についた悪女ぶりは見飽きませんね。
椿を雇ったのは社長の大沢(船越英一郎)で、会社を立て直すためには荒療治が必要だと思っています。
一方、人事部長の伊東(木村佳乃)は椿のやり方に反発し、社長とも対立していきます。
会長の喜多村(西田敏行)は椿の厳しいやり方を快くは思っていませんが、会社経営を大沢社長に任せているので、今のところ、様子を見ているようです。
斉藤と南雲、そして藤堂真冬(白石聖)、関内秀臣(山本直寛)の4人は何とか新人研修を切り抜けて、配属先が決まります。
そして斉藤が配属されたのが人材活用ラボで、そこはリストラ社員を選定するセクションで、室長はあの椿眞子でした。
人材活用ラボのメンバーは新人研修で椿と下にいた沖津(和田正人)のほか、国本(モロ師岡)、花村(山田キヌヲ)、田部(水沢エレナ)といった、何かありそうな面々。
その他の配役としては会長秘書の柴崎(猪野学)、社長秘書の本橋(瀬戸さおり)、斉藤の父親の斉藤修(鶴見辰吾)ですが、修は何故か大沢社長と密会しています。
さて。第2話では、斉藤は総務部へ研修に行かされるのですが、椿からは第2営業部から1人リストラ候補を見つけるように言い渡されます。
テーマとしてはリストラなのですが、そんなに暗いイメージではなく、ある種の犯人探し的なストーリーになっています。
第2話以降は視聴者もリストラ候補になるのは誰かを推理したくなってきます。
そして、最後には、ちょっとしたどんでん返しが….
このようなテーマのドラマは頭でっかちになりやすいのですが、それなりに楽しめるドラマに仕上がっています。
主題歌は安室奈美恵のBody Feels EXIT、挿入歌は佐藤勝利が所属するSexy Zoneのイノセントデイズです。
|
コメント