2018年前半のNHK 朝ドラが始まりましたね。
このところ好調な朝ドラですが、新作の「半分、青い。」はいきなり20%越えの視聴率をゲット!
物語は、なんとヒロイン 楡野鈴愛(にれのすずめ;矢崎由紗、永野芽郁)がお母さんのおなかの中にいるところから始まりました。
すずめは、おかあさん 楡野晴(にれのはる;松雪泰子)とおとうさん 楡野宇太郎(滝藤賢一)の子供で、宇太郎が糸電話を晴のおなかにつないで、すずめと糸電話するところは印象的なシーンでしたね。
すずめはおなかの中にいるときから元気いっぱいで、へその緒を首に二重巻きにしてしまって、超難産になってしまいます。
そのせいで、同じ日に産気づいた萩尾和子(わこ;原田知世)は待合室の片隅で出産するはめになります。
結局、すずめも無事生まれることができて、すずめと萩尾律(高村佳偉人、佐藤健)は名前をもらう前からお互いを見つめ合っていました!
すずめの天真爛漫な少女時代を演じている子役の矢崎由紗ちゃんははまり役ですね。今後が楽しみ!
第1週は、すずめと律、そして同級生のブッチャーこと西園寺龍之介(矢元悠馬)、木田原菜生(菜緒)の4人で川を挟んで糸電話をします。
すずめと律は糸電話でお互いの名前を呼び合うのですが、蜂に驚いたすずめのせいで律は川の中へ…
時代は大阪万博の翌年の1971年で、場所は岐阜県東部の架空の町・東美濃市梟(ふくろう)町。
楡野家は小さな食堂を営んでいて、萩尾家は律の父親の弥一(谷原章介)が由緒正しい写真館をやっています。
ちなみに木田原家は洋品屋さんで西園寺家は不動産屋さんです。
ブッチャーの父親 満を演じているのは六角精児さんですね。
すずめと律を取り上げてくれたのは岡田医院の岡田貴美香(余貴美子)ですずめの祖父 仙吉を中村雅俊が、祖母 廉子を風吹ジュンが演じていましたが、廉子は1週目で天国に行ってしまっていて、風吹ジュンはナレーションをしていくようです。
このあと実はすずめは病気になって片方の耳が聞こえなくなるようですが、全156回、どのような展開になるのかは?ですね。
北川悦吏子さんのオリジナル脚本です。
北川悦吏子さんといえば、ビューティフルライフで第18回向田邦子賞と第8回橋田賞をダブル受賞した日本を代表する脚本家ですね。
じつは北川さんは子供のときから闘病生活を続けておられて、国指定の難病である炎症性腸疾患で2010年に大腸を全摘出されています。
さらに2012年には突発性難聴で左耳を聴力を無くされています。
この「半分、青い。」はひょっとすると北川さんの自伝的な部分もあるのかもしれませんね。
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