特捜9はテレビ朝日系列で2018年春クール 水曜9時に放映されている連続ドラマです。
このドラマは2006年から2017年まで放映されていた警視庁捜査一課9係の後継にあたるドラマです。
警視庁捜査一課9係の主演の渡瀬恒彦が2017年3月14日にお亡くなりになり2017年に放映されたシーズン12シリーズでは渡瀬恒彦は「内閣テロ対策室アドバイザー兼務のため不在」ということでVTR出演のみで、V6の井ノ原快彦主演で放映されました。
そういう経緯で警視庁捜査一課9係のシリーズは終了しましたが、シーズン12のメンバーを中心に井ノ原主演の特捜9として復活しました。
ちなみにストーリーの中では渡瀬恒彦が演じていた加納倫太郎はまだ死んだことにはなっていません。
上からの圧力で9係は解散になり、9係のメンバーはバラバラになっていたのですが、警視総監の神田川(里見浩太朗)は警視庁刑事部の中に特別捜査班を作ることにして、その班長に宗方警部(寺尾聡)を任命します。
宗方はかっては監察官の補佐をしていたのですが、ある事件をきっかけに2歳の桜庭琴美を引き取り、妻とともに育てていましたが、その妻もなくなり今は1人で琴美を育てています。
琴美が高校に入学したのを機に特別捜査班を引き受けることにしましたが、「子育て優先」という条件つきでした。
なので、最初に浅輪直樹(井ノ原快彦)を引き抜いて、他のメンバーの選任もすべて浅輪にまかせて帰ってしまいます。
浅輪はかっての9係のメンバーである村瀬(津田寛治)、小宮山(羽田美智子)、矢沢(田口浩正)、青柳(吹越満)に声をかけますが、9係解散の経緯もあって、なかなか良い返事はもらえません。
そんなとき、東中野署の村瀬から「特捜班」への出動要請が入ります。
遺跡の発掘現場で若い女性が服毒自殺したというものですが、村瀬は周辺に苦しんだあとがないことに疑問を持っていました。
小宮山は生前にこの女性を見かけており、片足が不自由だったはずなのに、足跡にそのような様子がないことに不信感を持ちます。
青柳は警視庁に辞表を出して就活中でしたが、矢沢からこの事件のことを聞かされて、死んだ女性が妊娠していたことを指摘します。
じつは、その女性は文部大臣で大学教授の研究室の関係者で、事件の前に村瀬はその研究室が荒らされて、土偶のレプリカが粉々にされているのを捜査していました。
研究室が荒らされた事件も女性が死亡した事件も、文部大臣の盟友の法務大臣から捜査中止の圧力がかかっていました。
しかし、そのような圧力に屈しないために特別捜査班が作られたわけで、宗方班長をはじめ特別捜査班のメンバーと監察医の早瀬川(原沙知絵)や猪狩鑑識官(伊東四朗)は一歩も引かずに事件に立ち向かっています。
悪く言えば渡瀬係長が宗方班長に代わっただけということですが、その安心感が安定した視聴率を稼ぐ秘訣かもしれませんね。
そうそう、実は主任が村瀬から浅輪に代わっています。主役ですからね!
それから浅輪はいつのまにか倫子(中越典子)と結婚しています。
主題歌はもちろんV6のCrazy Raysです。
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