最近、韓国の歴史大河ドラマが日本で放映されることが少なかったのですが、NHK BS 日曜9時枠で韓国ドラマが復活しました。
日本でのタイトルは「オクニョ 運命の女(ひと)」ですが、韓国での原題は「獄中花」でした。ちなみにこのドラマは韓国MBS開局55周年を記念して制作されたものです。
日本でも大ヒットした「チャングムの誓い」や「トンイ」を手がけたイ・ビョンフン監督作品ということで期待値が高まります。
3月26日に放映された放送直前スペシャルも、大ヒットを予感させる内容でした。
舞台は李氏朝鮮時代の監獄(典獄署 チョノクソ)。ここに大怪我をした身重の女性が逃げてくるところから話は始まります。
この女性のおなかのなかにいたのが主人公のオクニョ(チン・セヨン)で、母親ガビは出産直後になくなってしまいます。
チン・セヨンは2010年に「大丈夫、パパの娘だから」でデビューした、新進気鋭の若手女優で、現役の大学生(演劇映画学科)です。
若手とは言っても予告編を見るかぎりは、しっかりした演技ができる女優さんのようです。
オクニョは典獄署(チョノクソ)で育てられ、チョノクソの使用人として元気に働いています。
育ててくれたのはチョノクソの役人のチ・チョンドク(チョン・ウンピョ)で、まるで実のお父さんのようです。
チョン・ウンピョさんは韓国ドラマ好きの人にはおなじみと思いますが、大王世宗やトンイ、太陽を抱く月などに出演されています。
コミカルで温かみのある人柄を演じるのが得意な方ですよね。
オクニョはチィノクソの使用人として囚人たちに接するなかで、囚人のイ・ジハム(チュ・ジンモ)に法典や易学を教わり、詐欺師のチョン・ウチ(イ・セチャン)やスリのチョンドン(ショリ)からも様々なことを吸収していきます。
チョノクソには短気で横暴な署長のチョン・デシク(チェ・ミンチョル)や署長にへつらう役人のユ・ジョンフェ(パク・ギルス)などがいます。
物語は運勢占いでオクニョが帝王の運をもったすばらしい運勢だと告げられたところから動き出します。
獄中の秘密の扉の向こうにいたパク・テス(チョン・グァンリョル)を見つけて治療します。
彼の仕事は密偵で、オクニョは彼に武術を習おうとしますが、彼は自分の家族がどうなっているのかを調べるようにオクニョに頼みます。
オクニョが母の形見の玉指輪をテスに見せると、母親が宮中にいた可能性があると言われます。
そのうちにオクニョは夜に用事で出かけたところを捕盗庁の武将のカン・ソノに捕らえられ、裏任務の諜報員になることを求められます。
オクニョは自分の母親のことがわかるかもしれないと思い、この任務を引き受けます。
厳しい訓練を経て諜報員になってしまったオクニョでした。
ここでオクニョを取り巻く3人の男性について。
一人目は囚人のユン・テウォン(コ・ス)でオクニョと同じように親の恨みを晴らそうとしているようです。
コ・スは韓国を代表するイケメン俳優で、韓国では数々の賞を受賞している方で、オクニョ役のチン・セヨンがNHKの放送直前スペシャルでは「コ・ス様」と言っていたのが印象的できたね。
オクニョとテウォンはコ・ジェミョンの商団に加わるのですが、砂漠を歩いていくシーンは大々的な中国ロケを敢行したのだそうです。
二人目の彼は捕盗庁(ポドチョン)の高官のソン・ジホン(チェ・テジュン)です。
チェ・テジュンと言えば子役出身で、大風水や春の輪舞曲(ロンド)などに湯津円している若手俳優ですね。
ソン・ジホンは地方の豪商の息子で、時の権力者ユン・ウォニョン(チョン・ジュノ)の娘ユン・シノ(キム・スヨン)の婿候補になっています。
ウォニョンの姉のムンジョン テビ(キム・ミスク)は現在の朝鮮王 明宗(ミョンジョン)(ソ・ハジュン)で、ミョンジョンこそ、オクニョを取り巻く第3の男性です。
彼は母親のムンジョン テビやユン・ウォニョンに実質的な権力を握られているのですが、オクニョンの母親との関係は??
なんといっても全51話もあるので、ドラマの進展につれて、記事を追加していきますので、よろしく!!
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