
貴族探偵 人物相関図
最近不調で枠そのものの存続も危ぶまれている月9ですが、2017年春クールは相葉雅紀主演の貴族探偵ですね。
ただ、初回も放送開始後、しばらく相葉君は画面には現れず、どちらかというと、いまいち真相にたどり着けない女探偵 高徳愛香役の武井咲さん主演の連続ドラマという作りになっているようです。
相葉君の役名は貴族探偵ということで、本名は??になっています。
そして、実際に探偵らしきことをするのも、貴族探偵の使用人たちで、運転手の佐藤(滝藤賢一)、メイドの田中(中山美穂)、執事の山本(松重豊)が、貴族探偵の指示のもとに難事件を解決していくストーリーになっています。
ただし、ドラマとしてはかなりコメディータッチになっていて、往年の恋愛物中心の就きとは全く異なる内容です。
どうして月9という素晴らしいブランドがありながら、ブランドとは無縁のドラマを放映し続けるのか、全く謎ですね。
現場が上層部の失脚を意図してやっているとか??
それはともかく、神奈川県警の鼻形雷雨刑事役の生瀬勝久さんとかも、すごくいい味を出しています。
こういうコメディータッチのドラマは、ひとつ狂うと、現実味がなくなって視聴者は醒めてしまうものなんですが、脇役陣(むしろ彼らが主役というべきか?)の演技力で、ドラマとして成立してしまっています。
あと、よくわからないのですが高徳と同居している探偵の師匠の喜多見切子役に井川遥、鼻形刑事の部下に岡山天音、ちょっとつっけんどんな鑑識に田中道子がキャスティングされています。
貴族探偵と喜多見切子との過去の因縁も何かありそうなのですが、それよりもこのドラマは、失敗にめげずに探偵を続けていく武井咲ちゃんの健気さを見守るドラマかもしれませんね。
原作は麻耶雄嵩の同名の小説で、脚本は黒岩勉、主題歌はもちろん嵐の「I’ll be there」です。
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