「恋はヘタでも生きてます」は日本テレビ系列で2017年の春クールに放映される連続ドラマです。木曜11:59スタートの深夜ドラマですが、第1話を見たところではゴールデンでも放映できるような内容でしたね。
主人公は高梨臨が演じるゲーム会社の敏腕プロデューサ茅ヶ崎美沙。
恋愛よりも仕事優先の典型的なキャリアウーマンですが、彼女の前に突然現れたのが雄島佳介(田中圭)。
犬の散歩を口実にジョギングしている美沙に巧妙に近づき、2回目に会ったところで唇を奪われてしまいます。
ところが、佳介は実は美沙が勤めるゲーム会社に新社長としてやってきました。
彼はニューヨーク帰りの敏腕経営者で、美沙のゲーム会社の建て直しにやってきたのでした。
佳介が美沙に近づいたのは偶然なのか、それとも佳介の新社長就任と関係があるのか!?
唇を奪われて動揺している美沙に、新社長になった佳介は従来の美沙が持っていた権限までも奪おうとして、美沙はかなり荒れます。
が、翌日にはよりバージョンアップして敏腕プロデューサーぶりを演じる美沙。
最近、不倫もののドラマへの出演が多かった高梨臨ですが、4年ぶりの連ドラ主演となります。確かに、このドラマは本来の高梨らしい役回りではないでしょうか。
ここまでならありがちな展開ないのですが、美沙とルームシェアしている別の会社で受付嬢をしている榎田千尋(土村芳)がからんでくるところが、このドラマの斬新なところです。
千尋は時藤仁(風間トオル)と婚約するのですが、彼のマンションを訪ねるとそこには同じ受付嬢の後輩の桜井理佳子(内田理央)がいました!
千尋は公園の池に婚約指輪を投げ捨てるのですが、理佳子に「私はセックスだけの関係だから大丈夫。先輩はマグロだから」と言われてしまいます。
仁に土下座された千尋は仁を許し、捨てた婚約指輪を探そうとするのですが、そこで池に落ちてしまって、救急車で病院に運ばれることになります。
とまあ、かなり恋ヘタな二人の女性が、はたしてこの先、どうなるのか!? というところが、このドラマの見所なのでしょうね。
それと土村芳(つちむらかほ)ですが、岩手県出身で京都造形芸術大学映画学科俳優コース卒業、そしてNHK朝ドラの前クール「べっぴんさん」でヒロインの親友役に抜擢されたのは記憶に新しいところです。
このドラマへの出演が民放の連ドラ初出演で、それが深夜ドラマ!
昭和顔の土村と平成顔の高梨なので若干の違和感はありますが、どんな体当たりの演技をするのか、楽しみですよね。
主題歌は秦 基博のGirlで、ヨコハマタイヤのCMにも使われていますよね。
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