トンイ 人物相関図

韓国ドラマ

トンイは韓国のMBCで2010年3月22日から2010年10月12日まで放映された、李氏朝鮮時代を描いた韓国歴史大河ドラマです。

日本ではMHK BSプレミアムやNHK総合(地上波)、テレビ東京、CBCテレビ、BSジャパンで次々と放映されました。

現在はdTVで動画配信されています。

主人公のトンイ(同伊)(ハン・ヒョジュ)(幼少期 キム・ユジョン)は李氏朝鮮の19代粛宗の側室だった淑嬪崔氏をモデルとしていますが、彼女については宮廷に入る前の資料は全く残っていません。

他の側室たちとは違う場所で葬られていることから身分はかなり低かったのではないかと推察されます。

そもそもトンイという名前もこのドラマでの創作で、このドラマのストーリーもほぼフィクションと言っていいでしょう。

トンイは賎民の出身で、貧しい中で育ちましたが、父テェ・ヒョウォン(チョン・ホジン)と兄チェ・ドンジュ(チャン・ソンウン)の冤罪を晴らすために宮廷へ入り、掌楽院奴婢となります。

掌楽院とは宮中の音楽と舞踊を行う役所で、トンイはそこの下働きになったわけです。

掌楽院の最高責任者はイ・ジョンウク(李宗旭)(イ・ジョンフン)で彼は厳格だが人間味のある人物として描かれています。

直属の上司はファン・ジュシク(黄周植)(イ・ヒド)で、お人よしで女好きなおじさんですが、トンイの面倒をみてくれます。

また、楽士のヨンダル(英達)(イ・グァンス)もトンイに好意を持っており、トンイのために様々な場面で助けます。

その当時、宮中では南人派のオ・テソク(チャン・ドン・ファン)と西人派のチョン・イングク(ナ・ソンギョン)が対立していました。

南人派を後ろ盾に頼むのは側室のチャン・オクチョン(禧嬪張氏 ヒビン チャンシ)(イ・ソヨン)、彼女は西人派の正室 仁顕(イニョン)王妃(パク・ハソン)を目の敵にします。

また、オ・テソクの甥のオ・ユン(チェ・チョルホ)も長年にわかってトンイを苦しめることになります。

もちまえの知性と行動力と明るさでチャン・オクチョンに認められてトンイは監察府女官になります。

そして、トンイは粛宗(スクチョン)(チ・ジニ)に見初められますが、それはトンイが宮中の権力争いに巻き込まれることを意味します。

そんな中、長男の永寿(ヨンス)ははしかにかかって亡くなります。

粛宗の寵愛を受けたトンイはチャン・オクチョンの嫉妬を受けて毒殺されかかりますし、彼女をかばってくれていた仁顕王妃もチャン・オクチョンによって粛宗の母の明聖大妃(ミョンソンテビ)(パク・チョンス)の毒殺をはかったとして宮中を追放されます。

しかし、トンイは次男の昑(クム、のちの延礽君(ヨニングン))(イ・ヒョンソク)を守り育てます。

そして、とうとうチャン・オクチョンは粛宗の母の明聖大妃も最終的には毒殺してしまいますが、トンイは仁顕王妃の復位に尽力し、自分も宮中への復活をはたします。

その後もチャン・オクチョンの策略にトンイは危機に陥りますが、結局、トンイらの無実が明らかになります。

剣契(コムゲ)の頭目でトンイと同じ賎民の出身のチャ・チョンス(ペ・スビン)は、トンイをずっと慕い続け、助け続けます。

彼の上司の捕盗庁(ポドチョン)の従事官のソ・ヨンギ(チョン・ジニョン)もトンイに好意的ですね。

宮廷物なので、女官達も美人揃いで、肅宗付きのハン内官(チョン・ソニル)、監察尚宮のチョン尚宮(キム・ヘソン)、ポン尚宮(キム・ソイ)、禧嬪付きのチョ尚宮(アン・ヨジン)、明聖王后付きのト尚宮(イ・サンミ)、仁顕王后付きのアン尚宮(キム・ヨンイム)、
監察府の女官のチョンイム(チョン・ユミ)、エジョン(カン・ユミ)、シビ(オ・ウノ)、ウングム(ハン・ダミン)など、そうそうたるメンバーが出演しています。

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