NHKの朝ドラだった「あさが来た」の魅力は、その人物設定にあるでしょう。登場人物がすべて、とても魅力的に描かれているのです。特に男性は、目移りするくらいにいい男だらけです。
そこで、今回は「あさが来た」のいい男たちを5人、紹介していきます。
まずは、ヒロインの夫・新次郎(玉木宏)。とにかく優しい。ばりばりのやり手という感じではないけれど、妻の活躍を喜んで支えてくれる懐の広い男です。そして、妻が窮地に立たされたときには、さりげなく、押しつけがましくなく、絶妙のサポートをする。ああ、こんな夫がいたらなあ、と世の主婦たちは思っていたことでしょう。
次いで、あさの姉の夫である惣兵衛(柄本佑)。こちらも男の色気たっぷり。初めは冷たい印象でしたが、実は熱い心を秘めていたのです。まさにツンデレ。そのギャップにやられます。自分に自信をなくして堕ちていく姿は、ああ助けてあげたいと、心がかき乱されたのでした。
さらには、あの有名な五代友厚(ディーン・フジオカ)。あのまっすぐさ、情熱には、だれもが好感を持ちました。そして、人妻となったあさに対して、近くから遠くから見守り続ける優しさ。
志半ばで彼が病に伏したシーンでは、多くの視聴者がなみだしたことでしょう涙したことでしょう。五代ロスという言葉さえ生まれましたよね。
それから、忘れてならないのは、新次郎の弟である榮三郎(桐山照史)。頭がよくて商売上手、そして明るく前向き。彼がいてくれたから、あさも活躍しやすかったはず。榮三郎が笑顔でいると、観ているこちらも明るい気分になれました。
最後に、さわやかイケメンの東柳啓介(工藤阿須加)。あさの娘千代と結婚する青年です。啓介は完了になる夢があって、千代との縁談は一度は断ります。しかし、千代のことが忘れられない啓介は、ある日千代の元へ。「あなたがまだ独り身だという、そんな奇跡はあるのだろうか?」と千代に語りかけるシーンは、ドキドキが最高潮。千代ちゃんよかったねー、と、みんなが心から拍手を送ったシーンです。
この五人以外でも、あさの父や義父、番頭さん、炭鉱夫たちや鳴沢先生など、個性あふれる男性陣がたくさん。どの人が好みか、考えながら観るのが楽しいです。
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