NHK大河ドラマ「真田丸」が始まりましたね!
ここでは真田家を中心とする人物相関図をお示ししておきます。
真田幸村が主人公のドラマですが、武田家滅亡時からドラマが始まっています。
このときの真田家の当主は稀代の策士 真田昌幸です。
幸村の父親ですね。
それとお兄さんの真田信幸は、のちの信州松代13万石の初代藩主になる人です。
それから幸村のお姉さんのご主人、ちょっと頼りなさそうですが、小山田茂誠は武田家滅亡後、真田家の家臣となり、真田信幸に仕え、彼の家は、信州松代藩の次席家老を代々つとめることになります。
高畑敦子が演じる真田兄弟の母、山手殿は真田昌幸の正室ですね。
彼女の出自として公家の今出川晴季の娘というのがありますが、今出川晴季は右大臣ですから、これはおそらく後世の作り話でしょう。
宇多頼忠の娘とか遠山右馬助の娘などという説もありますが、確証はありません。
高野山の記録には「武田信玄公養女」と書かれていますので、武田家内部のあまり公にできない生まれのお嬢さんだったのかもしれませんね。
人物相関図の一番下にいる矢沢頼綱ですが、彼は真田頼昌の3男ですから真田昌幸のお父さん真田幸隆の弟ということになります。
彼は真田幸隆の時代から真田家の重臣として仕え、沼田城を北条氏から守りぬいたことで有名ですね。
矢沢家は松代藩の筆頭家老格で、2000石の知行を得ています。
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