第15回コンフィデンスアワード ドラマ賞の各賞が発表されました。
作品賞は、なんと小芝風花主演でNHKドラマ10で放映されたトクサツガガガでした。
特撮オタク女子の日常を描いたかなり振り切れたドラマでしたが、視聴者によるドラマ満足度調査「オリコン ドラマバリュー」では、全話平均75.4%と好数値をマークし、幅広い層に支持されたようです。
小芝風花の出世作として、記憶に残る作品となりましたね。
主演女優賞はグッドワイフでTBS日曜劇場で19年ぶりの主役を演じた常盤貴子に与えられました。
かつて、木村拓哉との黄金コンビで連ドラの女王と呼ばれた常盤貴子ですが、19年のブランクを全く感じさせない安定した演技でしたね。
助演女優賞にはまんぷくでヒロインの母親役を熱演した松坂慶子が受賞しました。
松阪慶子と言えば、紫綬褒章をはじめ、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を3度も受賞されている日本を代表する名女優なのですが、60歳を越えても、全く手を抜かずに演技をされる姿は全く女優のお手本のような方ですね。
朝ドラではあさが来たやゲゲゲの女房、NHK大河ドラマでは1973年の国盗り物語の濃姫役に始まり、元禄太平記、草燃える、春の波濤、毛利元就、義経、篤姫、花燃ゆ、西郷どんと、なんと9作品に出演されています。
主演男優賞は、テレビ東京系の木ドラ25『デザイナー渋井直人の休日』で、俳優生活40年にして初の連続ドラマ単独主演を果たした光石研が受賞しています。
また、助演男優賞は、これもテレビ東京のドラマ24『フルーツ宅配便』に出演した松尾スズキが受賞しました。
そして、脚本賞には3年A組 ―今から皆さんは、人質です―の武藤将吾が栄冠に輝きました。
視聴率的にはともかく、評価の高い話題作が受賞するコンフィデンスアワード ドラマ賞に、これからも注目していきたいと思います。
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