ミラー・ツインズは2019年春クールでフジテレビ系列で土曜の夜に放映されたオリジナル連続ドラマです。
東海テレビとWOWOWの共同製作で、フジテレビ系列で放映されたのは第1部で第2部はWOWOWで第1部に続いて放映されました。
ここでは第1部についてのみ、ご紹介します。
葛城圭吾(藤ヶ谷太輔)はまじめでおとなしい資産家の息子で、勇吾(藤ヶ谷太輔;二役)の弟です
一卵性双生児の兄の勇吾は豪快な性格でしたが、子供の頃、二人でよく遊んでいました。
そんなとき身代金目的で勇吾が誘拐されます。
圭吾はその現場を見ていたのですが、兄を助けることができませんでした。
そして、それっきり勇吾は戻ってきませんでしたが、遺体も見つかりません。
そのこともあってか、圭吾は刑事になり、今でも勇吾が生きていると信じて誘拐事件を調べています。
そんなとき、圭吾の父親の栄一(佐戸井けん太)がテレビ番組で勇吾の誘拐事件の情報提供を懸賞金付きで呼びかけたことから、物語は大きく動き出します。
圭吾には里美(倉科カナ)という恋人がいましたが、勇吾のこともあって関係は進展しません。
一方、当時捜査に当たった皆川刑事(高橋克典)と、久能捜査一課長(石黒賢)も、勇吾を助けることができなかったことを後悔し、圭吾を助けます。
テレビを見て情報提供しようとした無職の田島(濱津隆之)が刺されるという事件が起こるのですが、現場に残されていた毛髪のDNAが圭吾のDNAと一致します。
圭吾は田島を刺していませんから、圭吾と同じDNA型を持つ勇吾が容疑者かもと圭吾は疑います。
しかし、状況から警察は圭吾を容疑者として、同僚の赤城(渡辺大)が圭吾を尋問します。
圭吾は自分が疑われるなかで、捜査一課長の娘で刑事の詩織(武田梨奈)と皆川刑事、そして恋人の里美に助けられて捜査をつづけるのですが。
このタイミングで20年前、勇吾が誘拐された当時の状況を一部フラッシュバックされます。
誘拐された勇吾が生きている、そして犯罪者になっているのかもしれない!
そんな疑念を胸に圭吾は捜査を続けるのですが、圭吾のハンカチが証拠となり、圭吾に逮捕状が出ます….
一卵性双生児を題材としたドラマは多いですが、このミラー・ツインズは、このあと次から次へと、どんでん返しが起こり、息つく暇もありません。
脚本の高橋悠也は仮面ライダーシリーズやルパン三世シリーズ、相棒シリーズや三毛猫ホームズの推理でも活躍されている方で劇団UNIBIRDを主宰されています。
なお、2019年8月11日、12日にWOWOWで第2部が一挙、放映されます。
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