ミストレスはNHKドラマ10で2019年4月19日から放映されている連続ドラマです。
ミストレスの原作はイギリスBBCで第1シリーズが2008年に放映された連続ドラマで、アメリカなど様々な国でリメイク版が作成、放映されています。
ちなみに、BBC版がHuluで見れます。
さて内容ですが、わけありの妙齢の女性4人が知り合って、それぞれの悩みを女子会で打ち明けながら、それぞれの愛を求めて行く、といった感じですね。
柴崎香織(長谷川京子)は父親の診療所を受け継いでいる心療内科医ですが、建築家の木戸光一郎(橋本さとし)と不倫をしていました。
その彼がガンになり、彼が望むままにモルヒネを与えたのですが、彼はそれを大量に摂取して自殺してしまいました。
その父親の死に不審を抱いた息子の木戸貴志(杉野遥亮)ですが、香織に恋心を抱いており、香織も光一郎の面影のある貴志に心を引かれていきます。
しかし、光一郎の妻で貴志の母でもある佳恵(麻生祐未)は貴志をりっぱな建築家にするのが自分の務めであり、香織にも協力してほしいと言います。
一方、香織の元彼の小田切良太(蟹江一平)は、復縁しようと香織に接近してきます。
野口友美(水野美紀)の夫の野口俊哉(吉沢悠)は建築会社の社員で海外で単身赴任していたのですが、事故に巻き込まれて行方不明になっています。
7年が経過したので、死亡宣告がなされて友美には俊哉の保険金が入ることになりました。
そんなとき友美の娘の同級生の父親でシングルファーザーの安岡周平(甲本雅裕)が近づいてきます。
美紀の女子会仲間達は何か魂胆があるのではと忠告するのですが、友美はどんどん安岡に引き込まれていきます。
そんな時に美紀の自宅へ無言電話があり、発信元のホテルへ行くと、そこには男の子と一緒にいるミキ(筧美和子)がいました。
原田冴子(玄理)は化粧品会社に勤めるキャリアウーマンで、旦那の悟史(佐藤隆太)とラブラブなのですが、悟史の母親から子供ができないことをなじられて産婦人科に夫婦で行くことになります。
そこで、悟史の精子の数が非常に少ないことが判明し、悟史は冴子につらく当たるようになります。
そんなとき冴子は年下の同僚の坂口新(細田善彦)と一夜を共にするのですが、しばらくして妊娠したことが発覚します。
冴子は香織に相談しますが、香織は悟史の子供である可能性がないことを告げます。
フィットネスジムのトレーナーの水島樹里(大政絢)は、体育会系でかつ男好き。
今まで何人もの男と浮名を流してきましたが、ジムに来ているレズビアンペアの1人の須藤玲(篠田麻里子)と恋に落ちてしまいます。
玲はレスビアンのパートナーと結婚式をあげ、そのパーティーに来ていた樹里は取り乱してしまい、親が決めた婚約者の曽我部直生(森優作)と関係を持つことになります。
ともかくNHKとは思えないくらい、なまめかしい4人の女性の魅力満載のドラマに仕上がっています。
テーマも不倫あり、シングルマザーあり、不妊治療あり、レズビアンあり、とまあ、何でもあり!
どう考えても民放よりもNHKの方がススンデいますよね、この国は。
さて、4人の女性が抱える深刻な悩みなんですが、伊達に女子会をしているわけではなく、これから4人が団結して問題解決に挑む、といいのですが…
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