「未解決の女 警視庁文書捜査官」はテレビ朝日系列で2018年春クールの木曜夜9時に放映された連続ドラマです。
木曜夜8時には内藤剛志主演の人気ドラマ「警視庁捜査一課長」が放映されていて、その次の枠に同じ捜査一課の特命捜査対策室第6係(文書解読係)を舞台とした刑事ものを続けるというのは、さすがは視聴率の鬼、テレビ朝日らしい編成ですね。
「警視庁捜査一課長」は最後は人海戦術で証拠を探すのに対して、こちらの「未解決の女」は直近の凶悪事件に関連性のある過去の未解決事件を探し出し、それらの資料から犯人のプロファイリングをして犯人逮捕に至るという展開のようです。
主演は波瑠で、彼女が演じるのは捜査一課の強行班にいた熱血刑事でしたが、あまりに危なっかしいので、地下の「倉庫番」と称される特命捜査対策室第6係(文書解読係)に配置転換された矢代朋。
そこには文書解読のエキスパートで魔女と呼ばれている、人付き合いが苦手な鈴木京香が演じる鳴海理沙がいました。
班長(係長)の財津(高田純次)は矢代や鳴海を見守りながら、それとなく助けていきます。
本来、文書解読係は屋外での捜査はしないはずなのですが、矢代はおかまいなしに捜査するので、しかたなく先輩刑事の草加(遠藤憲一)が矢代についていきます。
そもそも特命捜査対策室とは死刑の時効が撤廃されたことによって、過去の凶悪事件の再捜査をするために発足した部署で、そこの古賀室長(沢村一樹)は矢代の憧れの上司なのですが、文書解読係にはことあるごとに冷たく当たります。
古賀は特命捜査対策室の室長というポストよりも、元の強行班の係長に戻りたいようで、他の部下にも厳しく接しています。
ただ、鳴海の能力は評価しているようで、文書解読をよく依頼しにきます。
第3強行班の岡部(工藤阿須加)は矢代と同期で、いろいろと矢代の捜査に協力してくれます。
そのほか第3強行班の川奈部係長に光石研、第3強行班の先輩刑事 桑部に山内圭哉がキャスティングされています。
ともかく、捜査一課長の続きの枠でもあり、テレビ朝日の得意中の得意の刑事ものということで、かなり気合が入ったキャスティングになっていますね。
ちなみに脚本の大森美香は波瑠が朝ドラのヒロインに抜擢された「あさが来た」の脚本でも有名ですよね。
主題歌は平井堅の「知らないんでしょ?」です。
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