コピーフェイスは2016年11月18日(金)スタートのNHKドラマ10で放映されている連続ドラマです。
朝倉芙有子(栗山千明)は朝倉クリニックの理事長 朝倉柊二(佐藤隆太)の妻で、娘と飛行機に乗っている時に事故に会って九死に一生を得ます。
芙有子は事故のときに娘をかばって全身にひどい火傷を負いますが、朝倉クリニックは整形外科なので、院長で柊二の弟の洋人(玉置玲央)を中心に全身整形を実施し、芙有子は元の容姿を取り戻しました。
しかし、芙有子は記憶が戻らないまま朝倉クリニックを退院します。
そこで芙有子を待ち受けていたのは、家族の冷たい視線でした。
どうやら事故前の芙有子はわがままで、結婚後も夫や娘を顧ずに、若い男と遊びまわっていたようです。
芙有子はなんとか家族と打ち解けようと、娘に近づきます。
そんな時に記憶が戻った芙有子なのですが、実は自分は朝倉芙有子ではなく広沢和花(のどか)(西原亜希(整形前))だということに気づいてしまいます。
その和花は実は雑誌の記者で、黒いうわさのある朝倉クリニックを取材していて、その過程で朝倉芙有子に近づこうとして、同じ飛行機に搭乗したのでした。
芙有子(和花)は橘編集長(鶴見辰吾)とも相談して、そのままの顔で朝倉クリニックの内偵をすることになりました。
もともと和花は児童福祉施設の出身なので、母親に冷たくされて、なおかつ飛行機事故で心に傷を負った芙有子の娘を親身になって世話をします。
柊二の父親は、芙有子(和花)のことをまだ信じていませんが、柊二や母親は娘にやさしく接する芙有子を見て、ほんとうに変わったのかもしれないと思うようになっていきます。
そんななかでも芙有子(和花)は朝倉クリニックの内偵を続け、朝倉クリニックでは医療事故が起きていたこと、自分が不倫をしていたことなどが次第に明らかになっていきます。
さらには、取材しようとした元患者から電話で芙有子の悪行を聞くことになったりします。
裏で暗躍している弁護士、そして、柊二を愛している看護師長の三島奈那子(芦名星)など、これからのストーリーは予断を許しません。
最近、朝ドラや大河ドラマが好調なNHKですが、夜のドラマも意外とおもしろいものが多くなりましたよね。
このドラマもサンドラ・ブラウンの原作をドラマ化したもので、ありえない設定にもかかわらず、真実味を帯びたドラマとして、見る人を引き込む魅力があるようです。
柊二にほのかな愛情を感じ始めている芙有子(和花)ですが、今後、どのような展開になっていくのか非常に楽しみなドラマですよね。
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