リスクの神様 人物相関図

2015年7月8日から9月16日までフジテレビ系でオンエアされていた連続ドラマ「リスクの神様」は、物語が精巧に作られており、何よりラストは衝撃的でしたね。

堤真一さん演じる西行寺は、危機管理のスペシャリストで大手商社のサンライズ物産で危機管理対策室室長に任命されます。そして、同じくサンライズ物産に勤める戸田恵梨香さん演じる神狩は、不祥事の責任を負わされ危機管理対策室に移動させられます。

堤さんと戸田さんのタッグはとても豪華で、2人ともクールな点がカッコよかったです。

会社の裏側の仕事である危機管理を最初、神狩は嫌いますが、西行寺に教えられながら、少しずつ危機管理の大切さと向き合っていきます。

しかし、西行寺は独自に作戦を練っていることがあり、それに巻き込まれる神狩はとても大変そうです。そんな中、サンライズ物産を丸ごと飲み込むような出来事が起こり、全ての謎が繋がり解けていきます。

ストーリーがとても難しく、追いつくのに必死で、いつもなら途中で観るのを辞めてしまうのですが、俳優陣の迫力ある演技と真相に惹きつけられ、目が離せませんでした。

現実では、なかなか起こらない壮大なことに繋がっていきますが、企業の闇は大なり小なりありそうだなと感じました。

そして、危機管理対策室の馴れ合わないが、奥底に絆がある雰囲気はとてもよかったですね。特にメンバー全員が集まるシーンは、お互いを信頼しているチーム感が滲み出ており、重々しい空気が多かったですが、とても魅力的な場面でした。

危機管理対策室の副室長の財部(志賀廣太郎)、調査主任の種子島(古田新太)、アメリカ時代からの西行寺の部下の結城(森田剛)に、サインライズ物産の坂手社長(吉田剛太郎)、白川専務(小日向文世)、天童顧問(平幹二朗)と、脇役も普通のテレビドラマではありえないような名優を揃えています。

また、アクションシーンもあり、特に森田剛さん演じる結城には魅せられました。大事な時には、身を挺して助けてくれる様には、誰もが心惹かれるでしょう。

西行寺の年老いた父親が何故、罪をかぶらなければならなかったのか、という謎が底流に流れながら、巨大商社 サンライズ物産と資源開発の闇が少しずつ明らかになっていきます。

実際の社会の闇はもっとありそうですが、このようなドラマは数少ないので、できれば続編を観たいですね。

社会に切り込んだドラマがもっと出ててきても良いのではないでしょうか。

また、堤さんと戸田さんもとても良いコンビネーションだったので、お2人のタッグがもう一度実現することに期待します。

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