苦戦中の月9の2018年最初の連ドラはなんと海月姫(くらげひめ)!
原作は東村アキコの220万部を越える大ヒット人気漫画です。
2010年にはテレビアニメにもなっている作品です。
しかし、2014年の12月に公開された映画は、あまちゃんで人気ものになった能年玲奈主演だったものの、イマイチな結果でした。
それをここで月9に持ってくるのは???
とりあえず月9バージョンについて書きますと、主役のファッションや美容に全く興味のないクラゲおたく倉下月海役には芳根京子が大抜擢されています。
芳根京子ファンには申し訳ないですけど、ガッキーで見たかったな….
大政治家の次男坊で女装男子の鯉淵蔵之介役は瀬戸康史。
映画版の菅田将暉よりは瀬戸君の方が女っぽい!
二人はペットショップでクラゲが縁で出会うのですが、蔵之介が今までつるんできた遊び友達とは全く違う月海に惹かれていきます。
しかし、月海は蔵之介の異母兄の鯉淵 修(工藤阿須加)に淡い恋心を抱いていますが、自分に自信のない月海は全く告白できません。
修は父親の鯉淵慶一郎(北大路欣也)の政治秘書をしていますが、子供のときに父親と愛人との情事を目撃してしまってから、女性が苦手になってます。
蔵之介にメークアップ&スタイリングされた月海を見て一目ぼれしてしまいます。
そして、ドレスアップした月海と天水館にいるメガネに三つ編み、すっぴんの月海が同一人物だと気づいてからも、なかなかうまく気持ちを伝えられません。
物語はこの3人の不器用な三角関係を中心に展開していきます。
もうひとつ、この海月姫になくてはならないのが月海が住む天水館の住人たちですよね。
管理人代行の千絵子(富山えり子)は着物好きで、常に和服を着ていますが、天水館の住人の中では一番まともな人でリーダー的存在です。
もっとも、喜怒哀楽の感情は激しいですが。
三国志おたくで団塊ジュニア世代のまやや(内田理央)は一番先に取り乱す人で、目覚まし時計の音が「董卓討つべし!」になっています。
スタイルはいいので蔵之介と月海が作るクラゲドレスのモデルになります。
ばんば(松井玲奈)は、いつも「4年に1回の誕生日だからまだ8歳」と言っている天然パーマの鉄道マニア。
天水館の住人の中では最もテンション低めで、まややと一緒に買い物に行ったりしています。
眼鏡でボブカットで猫背で内股のジジ(木南晴夏)はおじさんしか興味のない枯れ専で名曲喫茶に入り浸っています。
クラゲのドレス作りやブログ作りで大きな戦力になります。
敵役のような感じなのが天水地区の再開発を計画しているデベロッパーの稲荷翔子(泉里香)。
修を泥酔させて肉体関係を持ったかのように装って付きまといます。
修が好きな月海を敵対視していて、いろいろと嫌がらせをしてきます。
ほかに鯉淵家の運転手で修とは幼なじみの花森よしお(要潤)などが主要な役どころでしょうか。
ともかく原作がめちゃくちゃおもしろいだけに、その雰囲気を映画やドラマに持ってくるのは大変でしょう。
それをあえてやってきたフジテレビの真意は?
ともかく、このようなギャグアニメをドラマ化する場合、脇役の1人でも演技力に問題があるとドラマ全体が台無しになるので、特に尼ーずの皆さん、がんばってくださいね!!
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