フジテレビ系列火曜9時台の2018年最初の連ドラは、関西テレビ製作で亀梨和也主演のFINAL CUTです。
中村慶介(亀梨和也)は新宿警察署の警務課勤務の警察官ですが、裏で幼馴染の野田大地(高木雄也)と二人でメディア被害を受けた人たちの相談に乗って、仕返しをするWEBサイトを運営しています。
慶介の母親 早川恭子(裕木奈江)は無認可保育所を運営していたのですが、そこで預かっていた女児が殺され、マスコミによって殺人犯扱いされ、心労のために自殺したのでした。
母親は、不審な男性を目撃していたのですが、テレビの情報番組はそのことを放送せず、母親を犯人かのように扱って視聴率を稼いでいたのでした。
その情報番組「ザ・プレミアムワイド」のプロデューサー井出正弥(杉本哲太)が慶介の最初の復讐のターゲットになります。
次のターゲットは実際に慶介の母親を取材しインタビュービデオを撮影したディレクターの真崎久美子(水野美紀)。
3話目の復讐のターゲットは当時ADだった小池悠人(林遣都)です。
このように、WEBサイトで知り合った被害者を助けながら、ザ・プレミアムワイドのメンバーを次々にワナにかけて、慶介たちのいいなりにしていくようです。
ザ・プレミアムワイドのリーダー格で司会者の百々瀬塁(藤木直人)やカメラマンの皆川義和(やついいちろう)もいずれワナにかけられるのでしょうね。
しかし、慶介の最終ターゲットは別かもしれません。
慶介は、母親がやっていた保育所の上で弁護士事務所をやっていた小河原達夫(升毅)の二人の娘、雪子(栗山千明)と若菜(橋本環奈)に別々の名前を名乗って近づいていきます。
じつは、この姉妹には祥太という兄がいて、12年前の事件のときの容疑者でしたが、若菜は「兄は家にいた」と証言していました。
雪子は「兄は死んだ」と言っていましたが。
もうひとり怪しいのが慶介の上司で副署長の高田清一郎(佐々木蔵之介)。
慶介を事件の担当だった新宿中央署に呼んだのは彼ですし、何か知っているような。
そして、警視庁刑事部長の芳賀(鶴見辰吾)も関係があるような。
慶介と雪子、若菜の知られざる三角関係の先に真実は見えるのでしょうか?
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