2017年春ドラマの平均視聴率の中間発表です。
2017年5月20日現在。
1位はなんとテレビ朝日系列で放映されている天海祐希主演の緊急取調室(2期)です。
初回の17.9%が効いていますね。その後も全話12%以上の視聴率をたたき出して平均視聴率14.0%です。
木曜21時という裏番組の弱いところで確実にドラマ好きの人たちにアピールできているようです。
2位は長谷川博己主演の小さな巨人で全話平均視聴率13.2%です。あの東芝がスポンサーのTBS日曜劇場ですが、安定した視聴率になっています。
捜査1課長役の香川照之の怪演が印象的なドラマですよね。
3位は内藤剛志主演の警視庁 捜査一課長です。
テレビ朝日の刑事もの、絶好調ですね。
4位は、またもやテレビ朝日の渡瀬恒彦 主演?の警視庁捜査一課9係 Season12!
渡瀬恒彦さんがお亡くなりになられてからの放映にもかかわらず、平均視聴率11.2%をたたき出して、堂々のベスト4ですね。
井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、原沙知絵といった演技力のある面々が「9係」を支え続けています。
5位にようやくフジテレビのCRISIS〜公安機動捜査隊特捜班〜が平均視聴率11.0%で入ってきました。
公安+アクションものですが、これも広い意味では刑事ものですよね。
刑事もの以外のドラマはヒットしないのか!?
やっと6位に亀梨和也主演で日本テレビ系列の「ボク、運命の人です」がきましたが、平均視聴率は10%を割り込んで9.9%です。
山Pの「神様」の設定がやや現実離れしているところがあって初回視聴率12.0%を維持できませんでした。
今のっている木村文乃さんが相手役なんですが。
同率6位に波留主演のTBS系「あなたのことはそれほど」が入っています。
清純派女優の波留が禁断のW不倫役に挑んでいる意欲作ですが、若干、ミスマッチ感がありますかね。
7位は9.4%で、「母になる」。
日本テレビが沢尻エリカ主演の問題作をドラマ不毛地帯の水曜22時代に持ってきましたが、第3話以降、視聴率は10%を切ったままです。
9位にようやく月9が入りましたね。
もちろんフジテレビ系月曜21時ですが、今期は相葉雅紀 主演の貴族探偵で期待されたのですが、初回11.8%だったものの第2話以降は一桁に沈んだままです。
相手役に武井咲を持ってきて、脇役陣も非常に豪華なのですが、ちょっと付としてはふざけ過ぎなのでは?
10位はTBS22時台のリバースで8.9%。
藤原竜也主演ということで期待していたのですが、いまいち、わかりにくさが残りますよね。
ちなみにNHK朝ドラ「ひよっこ」の平均視聴率は19.2%、NHK大河ドラマ「女城主 直虎」が14.0%ですから、実質的にはこの2つが1位と2位。
14%は緊急取調室と同率ですが、直虎はBS分があるので。
ともかく、民放上位ベスト5のドラマが全て刑事ものというのは、問題ですよね!
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