私の家政夫ナギサさんは2020年の夏クールにTBS系列で放映された連続ドラマです。
新型コロナ騒ぎでこの年のドラマの編成は異例ずくめでしたが、私の家政夫ナギサさんは7月7日放送開始で10話+特別編を編成通りに放映されました。
そして、2020年ドラマ平均視聴率ランキングで堂々の3位に輝いています。
主演は多部未華子で、製薬会社のMRの相原メイを演じています。
メイは仕事はできるのですが、家事は全くダメということで、心配した妹の福田唯(趣里)が自分が勤めている家事代行サービスからメイに内緒でスーパー家政夫のナギサさん(大森南朋)を派遣します。
家に帰ってきたメイは見知らぬおじさんと遭遇するのですが、それが家事代行のナギサさんでした。
はじめは嫌がっていたメイですが、ナギサさんがいると家が片付くし、おいしいものが食べられるので、次第に、心を開いていきます。
一方、ライバルの製薬会社のMRである田所(瀬戸康史)がじつはマンションの隣人だということがわかり、メイはナギサさんを父親ということにして誤魔化そうとします。
メイの母親の美登里(草刈民代)も急にメイの家にやってきて、ナギサさんも隠れるのに必死です。
MRの仕事の日常とナギサさんのいる家との往復に満足するメイですが、物語はメイ、ナギサさん、田所の微妙な三角関係に発展していきます。
さらに、肥後先生(宮尾俊太郎)が参入するなど迷走模様に。
そして、実はナギサさんも過去にMRをやっていたことや、MRをやめたいきさつなどが語られます。
また、家出同然に結婚した妹の唯と母親の美登里の確執を、メイとナギサさんが…..
他のキャストとして横浜支店長の松平(平山祐介)、その後任の古藤深雪支店長(富田靖子)、学術担当で親友の薫(高橋メアリージュン)、新入社員の瀬川(眞栄田郷敦)、MRの馬場(水澤紳吾)、堀江(岡部大)、天馬あかり(若月佑美)、そして医薬品卸会社の駒木坂営業課長(飯尾和樹)など、脇にも演技力のある俳優さんを並べていますね。
私の家政夫ナギサさんの一番の見所は若い独身キャリアウーマンのメイと中年のスーパー家政夫のナギサさんの間のアンバランスな恋の行方ですが、多部未華子と大森南朋の二人が、そのあたりの微妙な感じをよく表現していましたね。
特にこのドラマで多部未華子は視聴率の取れる女優として評価されるようになりました。
また、主題歌になった、あいみょんの裸の心もぴったりでしたね。
原作は四ツ原フリコさんの家政夫のナギサさんです。
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