「ウチの夫は仕事ができない」は日本テレビ系列で2017年7月8日から放映されている夜10時放送の連続ドラマです。
イベント会社に勤める小林司(錦戸亮)は、じつは仕事ができず、入社7年で8回も部署を移動し、社内で最も厳しい部署である第1制作部に移動になりました。
ここで結果がでなければ退職に追い込まれるかもという切羽詰った状況です。
その妻 沙也加(松岡茉優)は明るくて可愛い新妻で、見た目も学歴も収入も良い司のことを仕事ができる人間だと思っていました。
ところが、司が忘れたスマホを会社に届けに行ったときに、実は司が仕事ができないということに気づかされます。
このドラマは、そんな中、明るくたくましく生きていく沙也加を描いたホームドラマというところでしょうか。
第1制作部のチームリーダー土方(佐藤隆太)は、仕事のできる黒川(壇蜜)を司の教育係にします。
黒川にパンフレット作りを任せられた司はデザイナーにアイデアを提供して、黒川に評価されます。
司は入社以来はじめて仕事のために朝帰りするのですが、デザイナーの母親が危篤になり、上司の黒川に無断でデザイナーの帰省を許してしまいます。
しかし、クライアントから突然のデザイン変更要求があり、デザイナーを帰省させてしまった司は窮地に追い込まれてしまいます。
一方、沙也加たちの新居には夫との関係がうまくいかない司の姉のみどり(江口のりこ)が居候し、みどりの指摘によって、沙也加が妊娠していることがわかります。
産婦人科で出会ったもんじゃ屋のあかり(イモトアヤコ)とマタ友(マタニティー友達)になった沙也加。
ダメな夫を励ましながら何とか仕事を軌道に乗せたい沙也加ですが、彼女自身も妊娠、そして派遣切りに遭います。
最近の連ドラは刑事ものや推理もの、そして医療ものと不倫とマンネリ化しているきらいがありますが、このドラマはある意味、正統派のホームドラマになります。
「逃げ恥」のようなドキドキ感はありませんが、どこかNHKの朝ドラを彷彿とさせるような、松岡茉優の明るさ、元気さが最大の魅力になっていくのでしょうね。
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