NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」もいよいよ次郎法師が還俗して井伊直虎(柴咲コウ)を名乗り、井伊家の棟梁として城主編が始まりましたね。
上の図を見てください。白黒の写真になっている人が、この時点ですでに死んでいる人です!
3ヶ月で過半数の人が死んでいるという、大河ドラマ史上ありえない展開ですが、史実です。
井伊直満(宇梶剛士)は小野政直の讒言により今川に討たれ、それで出奔していた亀之丞(井伊直親)(三浦春馬)が井伊谷に戻れたと思ったら、おとわの父の井伊直盛(杉本哲太)は桶狭間の戦いで今川義元とともに戦死!
松平元康(のちの徳川家康)(阿部サダヲ)が織田方に寝返ったため彼と結婚していた瀬名(菜々緒)とその子が危険にさらされるのですが、次郎法師が彼女たちの命請いをします。
それがあだとなって井伊直親は今川家にはめられて、今川館に赴く途中で惨殺されます。
おとわの祖父の井伊直平や生き残った家臣たちは今川家に忠誠を誓うために松平氏との戦いの先陣を務めますが、次々に討ち死にをとげてしまいます。
生き残ったのが鶴丸(小野政次)(高橋一生)だけという状況のなかで、次郎法師は還俗して井伊直虎になったのでした。
ここまで別れの場面が多かったのですが、それよりも記憶に残っているのが井伊直親の正室 しの役の貫地谷しほりさんの演技ですね。
おとわへの想いを断ち切れない井伊直親の妻となって、なかなか子もできずに苦悩する、ある意味少しおかしくなっっているという難役を見事に演じきっていました。
今川家では頼りない義元の子の今川氏真(尾上松也)を祖母の寿桂尼(浅丘ルリ子)が必死に支えようとするなかで見捨てられそうになった瀬名でしたが、ぎりぎりで元康に助けられますが、瀬名の母の佐名は死にます。
今川と松平という大国にはさまれた小国 井伊谷の運命やいかに!
ドラマはまさに、おんな城主 直虎の手腕の見せ所となっていきます。
|
コメント