2016年10月17日からオンエアされている、フジテレビ系列の月9ドラマ「カインとアベル」は、人間の複雑な心模様が描かれている物語です。
主人公の優(山田涼介)は、会社社長の息子で、優自身も父親の貴行(高嶋政伸)の会社で働いています。また、優には優秀な副社長である兄の隆一(桐谷健太)がいます。
優は、隆一に対する劣等感でいっぱいですが、人とは違った観点から一生懸命仕事に取り組みます。
その様子に周りが引きつけられていきますが、隆一は優に嫉妬する様子を見せ始めます。兄弟はどうなっていくのか、複雑な人間模様から目が離せません。
誰にでもある嫉妬心が、人間の嫌なところを出してしまい、もっと穏やかに協力してほしいと、ついつい思ってしまいます。
優は優秀な隆一に嫉妬するも、独特な観点から難題を突破していき、周りからも認められていく様子が微笑ましいですが、隆一は喜ばず嫉妬心を表していく様子に、今後の展開が怖いなと感じます。
また、隆一の彼女の梓(倉科カナ)を取り巻く様子も見逃せません。
一生懸命な梓に、優が惹かれていく三角関係が展開しそうです。
隆一は優秀で良い人なので、想いが爆発した時がとても怖いのではないかと、今からドキドキしてしまいます。
また、優は梓が隆一の恋人だと、まだ気づいていないので、気づいたときの様子も気になります。
これらの嫉妬心の理由は、やはり貴行が原因だと思います。
優にも隆一にもプレッシャーを与える貴行によって、兄弟の距離が離れていき、もどかしくなります。貴行は何を考えているのかにも、注目です。
今後の優と隆一の関係や、恋愛模様、仕事の様子が楽しみです。
トラブルの多い深刻なドラマですが、人間関係について考えさせられますし、恋愛模様だけのドラマではないので、大人の方も楽しめるドラマです。
今後も様々な問題が出てくると思いますが、自分の心と向かい合いみんなが笑顔になる結末になることを、願わざるをえません。今後の展開に注目ですよね。
なお、創業者で兄弟の祖父にあたる高田宗一郎役を演じておられた平幹二朗さんは、第2話放映の前日にご逝去されました。謹んで、お悔やみ申し上げます。
なお、未収録分については寺尾聡さんが演じられるそうです。
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