2018年春クールのフジテレビ系列の月9は長澤まさみ主演のコンフィデンスマンです。
長澤まさみが月9に主演するのは2007年の春クールのプロポーズ大作戦以来の11年ぶり!
連続ドラマの主演も2012年の秋クールでフジテレビ系列で放映された高校入試以来4年半ぶりになります。
また、長澤まさみの相手役には東出昌大がキャスティングされましたが、彼は月9初出演になります。
コンフィデンスマンとは信用詐欺師のことで、リーダー格のダー子(長澤まさみ)は、とんでもない大物をターゲットにして、とんでもない計画を立てて詐欺をしようとするのですが、いつも、「あわや」露見というところまで行くんですね。
ダー子は追い詰められるとハニートラップを仕掛けようとするのですが、いつも仲間のボクちゃん(東出昌大)に「お前のハニートラップは、エロババアに襲われるようで怖い」と言われます。
ダー子は毎回、猛勉強?して様々な職業の人になりすまして、ターゲットに近づきます。
ちなみに初回は客室乗務員に扮していましたよね。
ボクちゃんは小心者の、いつも足を洗いたいと言っているのですが、ダー子に騙されてダー子たちの詐欺の片棒を担ぐ羽目になってしまいます。
もうひとりの仲間リチャード(小日向文世)は変装の名人で、品良く様々な職業の人になりすましてターゲットに近づきます。
名わき役として、これまで様々な役を演じきってきた小日向文世さんのことですから、どんな職業を演じても、全く違和感はありません。
この3人組の詐欺師のやり方は非常に大掛かりで、あっと驚くようなことばかりです。
そのため経費も莫大にかかるので、必ずしも大儲けしているわけではないところが、ほほえましいところです。
むしろ、陰で悪事をして儲けている金持ち達を詐欺にかけるので、「ネズミ小僧」的な痛快感があるドラマですね。
初回の冒頭場面はダー子が着物姿で登場して、やくざを闇の丁半賭博の賭博場に案内します。
ツボ振りはリチャードで、彼はやくざの指示でやくざに勝たせるようなイカサマを続けます。
そこで、ダー子がツボを振るのですが、実はサイコロに細工がしてあって、どの目が出るのかははじめから決まっています。
リチャードはそれをやくざに目で伝え、やくざは大勝ちし、ダー子は全財産を失ってしまう…
はずはなくて、そのとき警察の手入れがあって、やくざは金を置いたまま大急ぎで逃げ出します。
で、リチャードだけでなく、その賭博場の従業員や客、警察もすべてエキストラで、言ってみれば、映画を1本撮っているような感じですね。
もちろん、やくざを騙すために闇の賭博場を建てこんでいたのでした。
やくざが置いていった金をエキストラに分けて一件落着。
ではなくて、初回の本当のターゲットは公益財団『あかぼし』の会長・赤星栄介(江口洋介)。
表の顔は慈善事業家、裏の顔は経済やくざ。
さて、ダー子たちは、赤星にどのようなトリックを仕掛けて、金を奪うのでしょうか?
脚本は「ALWAYS 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞 最優秀脚本賞を受賞して以来、様々な映画やドラマの脚本を書いてきた古沢良太。
主題歌はOfficial髭男dism「ノーダウト」ですね。
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