播磨の国とは今の兵庫県南部ですね。
黒田家の本拠地、姫路を中心にしたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の人物相関図です。
主人公、黒田官兵衛(黒田如水)のおじいさんの黒田重隆が、目薬屋の創業者です。
今で言う、製薬ベンチャーですね。
今でこそ、メグスリノキから目薬を作るなんて、アリキタリと思いますが、戦国時代にそんな知識のある庶民なんていませんからね。
姫路の広峯明神の御師たちがお札を売り歩いているのに目をつけた重隆が、目薬とお札の抱き合わせ販売を思いついて、大儲けしたのが黒田家のターニングポイントでした。
広峯明神の御師の1人が伊吹善右衛門で、その娘が官兵衛をしたう、おたつ。
重隆は儲けた金で金貸しをして、また儲けて、人を集めて豪族になってしまいます。
官兵衛の父親が黒田職隆で、その実力から御着城主 小寺政隆の家老になります。
官兵衛の正室は光(てる)で、志方城主で小寺家の家老 楢橋左京亮の娘です。
黒田家の家老で官兵衛のもり役が母里小兵衛でその息子が武兵衛。黒田節のモデルになった母里太兵衛は血のつながりはないはず。
栗山善助や井上九郎衛門も官兵衛の忠実な部下ですね。
小寺政隆の正室のお紺も覚えておきましょう。
戦国時代の播磨の国は、今までドラマや映画になることが少なく、聞きなれない名前が多いですが、この相関図をよく覚えておきましょう。
NHK大河ドラマは人物相関図が頭に入っていると、ぐっと、面白くなりますからね。
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