「警視庁 いきもの係」はフジテレビ系列で2017年の夏クールに日曜21時枠で放映されている連続ドラマです。
須藤友三警部補(渡部篤郎)は警視庁捜査一課の腕利きの刑事でしたが、ピストルの弾が頭の中に残っていて、実は捜査一課時代の記憶がありません。
頭の中に弾が…というのは裏番組でもあったような…
ともかく、須藤は捜査一課は無理だろうということで総務部総務課動植物管理係に左遷になります。
ここは場所も警察博物館の中ということで、左遷感満点!
その通称「いきもの係」にいたのは薄圭子巡査(橋本環奈)。彼女は獣医の資格を持つ動物飼育の専門家で、この係のために採用された新米巡査。
で、ここでは容疑者が逮捕されている間に容疑者が飼っていたペットを一時預かる係りということです。
薄(うすい)巡査は動物しか興味がありませんが、須藤はどうしても捜査一課時代のように捜査にしか興味がありません。
いきもの係には、もう一人、事務員の田丸弘子(浅野温子)がいますが、彼女も捜査一課にいたことがあって、須藤のことをよく知っているようです。
初回は、田丸からナオミの救出に行った薄を助けるように言われて行った先は、立てこもり犯がいるアパートではなくて、その側の空き地。
ナオミとは土管に入って出られなくなった猫のことでした!
面食らう須藤ですが、その彼の元相棒だった石松巡査部長(三浦翔平)は、須藤たちに動物がらみの事件をふってきます。
最初の事件は、というか動物は100羽近いジュウシマツ。
意識不明になっている容疑者のマンションの一室にジュウシマツが飼われていたのですが、薄は普通は1羽ずつ飼われるはずの手乗りのジュウシマツが他の手乗りではないジュウシマツと一緒に飼われているのに不審を抱きます。
一方、須藤は別の部屋の床が綺麗に拭かれていることに気づきます。
結局、このドラマは須藤と薄のデコボココンビが動物達が示すヒントに助けられながら、事件を解決していくというストーリーのようです。
渋い渡部篤郎と可愛い橋本環奈が、それぞれの視点から事件の真実を掘り起こしていくところは、妙におかしくて、娯楽感満載のコメディータッチの刑事ドラマというところでしょうか。
他のキャストは、寺島進が須藤に辞令を渡し、石松に須藤を監視するように命令する鬼頭管理官を、長谷川朝晴が石松の上司の係長を、でんでんが警察博物館に出入りしている警察OBを、石川恋が警察博物館の受付嬢をそれぞれ演じています。
TBSの日曜劇場の裏番組になりますが、初回は橋本環奈人気もあって、そこそこの視聴率だったようです。
お時間があれば、録画視聴でもいいので、一度、ご覧になればこのドラマの良さがわかると思いますよ。
主題歌は超特急のMy Buddyです。
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