リーガルVは2018年秋クールの連続ドラマで、テレビ朝日系列で木曜夜9時台に放映されました。
米倉涼子が演じる小鳥遊(たかなし)翔子は大手の弁護士事務所に所属していた敏腕弁護士でしたが、暴力団との黒いつながりを指摘されて弁護士資格を剥奪された元弁護士。
彼女は大学教授の京極雅彦(高橋英樹)を代表弁護士とする京極弁護士事務所を立ち上げ、自分はそこの管理人におさまります。
ただし、京極はずっと大学で教鞭をとっていたために、実際の弁護活動をするのは初めてという実質的には素人同然の実力しかありません。
翔子はさらに、上がり症の若手の青島(林遣都)を弁護士としてスカウトしますが、駆け引きに弱く、打たれ弱いので自分でも弁護士には向いていないかもと思っています。
元特捜部のエリート検事だった大高(勝村政信)はプライドが高く上から目線で依頼がないので暇しているが、大学の恩師の京極が遊翔子に騙されているのではと疑い、京極法律事務所に入り浸っています。
元銀行員で1億円を横領して3年服役していた伊藤理恵(安達祐美)と、ちょっとおバカで翔子のことを「姐さん」としたっている現役ホストの茅野(三浦翔平)、警備会社に17年勤めていて尾行が得意な馬場(荒川良々)の仕事はできるがわけアリの3人がパラリーガルです。
翔子の元所属していた大手弁護士事務所の所長で弁護士会会長の天馬(小日向文世)は翔子と犬猿の仲のようです。
一方、天馬の事務所のエリート弁護士の海崎(向井理)はどうやら翔子の元彼氏のようですが、法廷ではお互いしのぎを削っています。
天馬の事務所のアソシエイト弁護士の白鳥(奈々緒)は海崎が好きで、元恋人の翔子をライバル視しています。
天馬の秘書の中沢淳美(宮本茉由)は天馬の愛人のようでもありますが、?な部分も。
鉄道オタクの翔子たちがよく行く鉄道バーの店員(内藤理沙)と、翔子がmのすごく好きな刑事ドラマ「現場百回」の鎧塚刑事(勝野洋)がおもなキャストになります。
弁護士事務所を立ち上げて非弁行為ぎりぎりで、いろいろな事件の弁護にあたる翔子ですが、どうやら弁護士事務所を立ち上げたのは自分の無実を晴らして、弁護士資格を回復するのが本当の目的のようです。
ありがちな弁護士もののドラマですが、謎解きよりも、個性的な登場人物たちが次第に団結して、天馬を追い詰めていくところが見どころでしょうか。
2018年の平均視聴率ランキングでは松潤の99.9シーズン2の後塵を拝して2位でしたが、さすが米倉涼子、安定の演技でしたね!
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