桜の塔 人物相関図

2021年ドラマ
桜の塔人物相関図

桜の塔人物相関図

桜の塔は2021年春クールにテレビ朝日系列の木曜21時台に放映された連続ドラマです。

2021年春クールの視聴率ランキングでは5位になっています。

普通の刑事ドラマは刑事たちが犯人を捜すというものですが、桜の塔ではメインは警視庁内の出世争いで、出世のために犯人逮捕して点数を稼ぐ、そのためには手段を選ばない、そんな内容になっています。

主人公の上條は警視庁捜査共助課の理事官で玉木宏が演じています。上條は警視庁の改革を目指しており、改革の実現のためには手段を選ばずに出世して警視総監になろうとしています。物語の最初は上條は刑事部長の千堂(椎名桔平)が率いる地方大学出身者たちの外様派に属しています。

広末涼子が上條の幼馴染で捜査一課の水樹爽刑事を演じています。水樹は正義感の強い刑事で、上條のやり方に反対しながらも、淡い恋心を持つ上條の犯人逮捕に協力していきます。

同期の馳(渡辺大知)は東大卒で吉永警務部長(光石研)が率いる東大派に属している。もうひとりの同期の新垣(馬場徹)は警備部長の権藤(吉田剛太郎)が率いる薩摩派に属しているが、父親は警察庁長官です。

千堂の娘の優愛(仲里依紗)は物語の進展に大きな役割を果たしていくことになりますし、捜査一課の水樹班のキャリア組の刑事の富樫(岡田健史)は水樹に惹かれていきます。

そのほか、尾美としのり(矢上警視総監)、野間口徹(土門刑事部長)、桜井聖(屋敷捜査一課長)、橋本じゅん(元警察官の情報屋の刈谷)、岡部たかし(元捜査一課の刑事で上條の死んだ父親)、高岡早紀(銀座のクラブSのママ)、小松和重(水樹の父親で中華料理屋の主人)など、名優ぞろいのキャスティングになっています。

基本的には1話完結の刑事ものですが、縦糸として上條の父親の死の真相が少しずつ暴かれていきます。その中で警視庁内の3つの派閥の抗争や千堂と上條の対立、千堂の娘の優愛への上條の接近などかなり複雑なストーリーで飽きさせません。

また、実力者揃いの俳優陣の演技合戦にも興味がそそられるドラマになおり、視聴率以上に評価されるべきドラマだと思いました。

 

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