プラジャイルは2016年冬クールにフジテレビ系列で水曜夜10時に放映された連続ドラマです。
融通かきかず、「俺の診断は絶対だ」と豪語する病理医の岸京一郎(長瀬智也)と、岸に惹かれて臨床医から病理医をめざす宮崎智尋(武井咲)の物語です。
キャスト順ではTOKIOの長瀬君の方が上になっていますが、内容的には新米病理医の武井咲ちゃんの成長ストーリーがメインになっています。
毎回、臨床医が下す判断に対して、病理医の岸が病理の立場から丁寧に診断し、臨床医の誤診をカンファレンスなどで、徹底的にやっつける、ある意味、水戸黄門的な感じもしますね。
そのなかで新米の病理医の宮崎がてんてこ舞いさせられながらも、次第に、岸に似た融通のきかない、でも患者のために正確な診断を心がける病理医になっていく過程が、描写されています。
ちょっと不器用で、でもかっこいい長瀬君と、可愛くて、でも一生懸命な武井咲ちゃんは、いいコンビですね。
病理技師の森井(野村周平)は、じつは医者になりたかったのですが、お金がなくて、中途で医学部をやめて検査技師になったようです。
でも、腕は一流で、岸と宮崎の2人の病理医を陰で支えています。
病理によく顔を出す婦人科の細木(小雪)は、岸と何やら過去に関係があったのか、なかったのか。
彼女も2人のよき相談相手?でもあります。
また大物俳優 北大路欣也が演じる中熊は岸の恩師で大学教授という設定です。
どちらかというと1話簡潔の病院物のドラマですが、病理という、今まであまりドラマでは取り扱われなかったジャンルなので、新鮮味がありますね。
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