天国と地獄 〜サイコな2人〜 人物相関図

TBS日曜劇場
天国と地獄人物相関図

天国と地獄人物相関図

「天国と地獄 〜サイコな2人〜」は2021年の冬クール視聴率ランキング1位の作品で、TBSの日曜劇場で2021年1月17日から3月21日まで放映されました。

森下佳子によるオリジナル脚本で彼女は綾瀬はるか主演のJIN-仁-、世界の中心で、愛をさけぶ、白夜行、義母と娘のブルースなどを手掛けている売れっ子脚本家ですね。

綾瀬はるかが演じているのは警視庁刑事部捜査第一課の刑事の望月彩子警部補。正義感が強く、犯人逮捕への思いが強すぎて捜査方針を巡ってよく衝突しています。彼女の考えが入れないと捜査方針を無視して暴走する困った刑事です。

望月刑事とバディーを組むのは溝端淳平演じる八巻英雄刑事。ゆとり世代の八卷は望月からは「ゆとりハチマキ」と呼ばれていますが、ストーリーの進行に重要な役割を演じていきます。

高橋一生が演じるのはベンチャー企業「コ・アース」の社長の日高陽斗(はると)。大会社の御曹司なのにMITで分子生物学の研究をして、その研究から得られた国際特許を使った殺菌作用の強い特殊な洗剤の製造販売をしています。

望月刑事のライバルが北村一輝が演じる河原三雄警部補。望月の先輩ながら口が悪く、犯人逮捕のためなら違法捜査もやってしまうという癖の強い刑事です。

柄本佑が演じるのは望月のヒモ男の渡辺陸。元証券マンでしたが、災害ボランティアで自分の無力さを知り便利屋に転職しました。負傷した望月を助けて家まで送り届けたときに、あまりの汚さに掃除をしたのが二人が付き合いだしたきっかけ。というか、陸が部屋の掃除や夕食作りなどの家事をするかわりに彩子が居候を認めているという関係。

陸が師匠と慕う日雇い仲間の湯浅和男を演じているのは迫田孝也。

そのほか、日高の妹 優菜を岸井ゆきのが、日高と大学の同級生で社長秘書の五木樹里を中村ゆりが演じています。

新月の晩に殺人事件の容疑者である日高陽斗と望月彩子が入れ替わるところからストーリーは動き出します。

男性の高橋一生が女性刑事の役を、女性の綾瀬はるかが連続殺人事件の容疑者の男性社長の役を熱演しています。単に男女が入れ替わっただけでなく、追う方と追われる方が入れ替わっているので、かなりの難役ですが、ふたりとも難なく演じきっていますね。

お話は繰り返される殺人事件を含めて日高に入れ替わった望月刑事が八卷と二人で捜査していくのですが、望月に入れ替わった日高は刑事という最高の立場を得て、何やら暗躍しているような。

さらに日高の過去が少しずつ明らかになるにつれて犯人像も見えてきて、二人のやり取りの異常さに河原刑事が気づいて…

かなり複雑なストーリーですが、綾瀬、高橋、北村、溝端、柄本、迫田といったすばらしい俳優さんたちのおかげで、スリリングな物語を楽しむことができました。

まだご覧になられていない方はParaviなどで配信されているので、ぜひ、ご覧くださいね。

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